
スパティフィラム・ダイヤモンドの特徴と育て方|斑が続く実株と皺のある葉

スパティフィラムといえば、白い仏炎苞を楽しむ観葉植物というイメージが強いですが、葉そのものが面白い品種もあります。
今回紹介するのはスパティフィラム ‘ダイヤモンド’。
実際に育ててみると、明るい斑だけでなく、皺の入った独特な葉の質感もかなり特徴的です。
そして、これまで育ててきた斑入りスパティフィラムの中では、比較的斑が継続しているのも印象に残っています。

ダイヤモンドの名前と手元の株
| 入手名 | スパティフィラム・ダイヤモンド |
|---|---|
| 科・属 | サトイモ科・Spathiphyllum属 |
| RHSでの掲載名 | Diamondは販売名。‘Sp7018’と‘Brojedia’を併記 |
| 所有株の観察 | 明るい斑と皺のある葉。新しく展開した葉にも斑が続く |
| 注意 | 斑の継続はこの株での経験。すべての株や環境で維持される保証ではない |
| 未照合 | 所有株の生産元とRHS掲載系統との直接の対応 |
名称はRHSのDiamondのページで確認。資料に名前が掲載されることと、手元の株が同じ生産系統であることは分けて扱います。
スパティフィラム ‘ダイヤモンド’の特徴
まず目につくのは、葉に入る明るい斑です。
ただ、この品種を実際に見て面白いと思ったのは斑だけではありません。
葉がかなり皺くちゃで、葉脈に沿って凹凸のある独特な表情をしています。
整った平らな葉とは違い、この皺と斑が組み合わさることで、普通のスパティフィラムとはかなり違った雰囲気になります。

斑入りスパティフィラムの中では斑が継続している
斑入りのスパティフィラムを育てていると、最初はきれいな斑が入っていても、その後の新葉では斑が弱くなったり、緑葉に近くなったりすることがあります。
ところが、私が育てているダイヤモンドでは比較的安定して斑が継続しています。
もちろん植物なので、すべての葉が同じ模様になるわけではありません。
それでも「購入時の葉だけ斑入りで、その後はほとんど緑」という状態にならず、新しく展開する葉でも斑を楽しめているのは、この株を育てていて感じた大きな魅力です。
花がなくても葉を楽しめる

スパティフィラムというと、やはり白い仏炎苞が印象的です。
ただし、当然ながら一年中花を付けているわけではありません。
その点、ダイヤモンドは花が咲いていない時期でも葉そのものを観賞できるのがいいところ。
斑入りのカラーリーフとして楽しめるうえ、葉には特徴的な皺もあります。
「花が咲いている時だけきれいなスパティフィラム」ではなく、一年を通して葉を眺めたくなるタイプです。
葉を観察しながら育てる基本
RHSのスパティフィラムの育て方では、明るい間接光と暖かさが勧められています。用土の表面が乾いてから水を与え、冬は乾き方に合わせて回数を減らします。暗い場所への耐性と、良い生育や開花は同じ意味ではありません。
黄色系の斑があるオーレアバリエガータの店頭株は長期栽培を確認していない別の記録です。私のダイヤモンドの斑の継続を、その店頭株へ当てはめることはできません。
一枚ずつ違う葉を見るのも面白い
斑入り植物なので、新葉が開くたびに斑の入り方は変わります。
さらにダイヤモンドの場合は葉の凹凸もあるため、一枚一枚の表情がかなり豊かです。
個人的には、単に「斑入りのスパティフィラム」というより、葉を楽しむアロイドのひとつとして育てると面白い植物だと思っています。
まとめ|葉物としても面白いスパティフィラム
スパティフィラム ‘ダイヤモンド’を実際に育てて感じている特徴は、斑が比較的継続していること、皺のある独特な葉、そして花がなくても葉だけで楽しめることです。
スパティフィラムは花のイメージが強い植物ですが、ダイヤモンドは葉を観察する楽しみも大きい品種。
斑入りアロイドや、少し変わった葉を持つ観葉植物が好きなら、普通のスパティフィラムとはまた違った魅力を感じられると思います。









