
モスポールの水やりを点滴式にしてみた|水苔をゆっくり湿らせる方法

モンステラやフィロデンドロンなど、登る性質のあるアロイドを育てるときに便利なモスポール(水苔支柱)。
気根を水苔の中へ伸ばしてくれるので、大きな葉を目指して育てるときにもよく使っています。
ただ、モスポールを使っていて面倒なのが水苔への水やりです。
上から一気に水をかけると水苔全体にうまく染み込まなかったり、周囲へ水が流れてしまったりします。
そこで今回は、点滴のように少しずつ水を落としてモスポールを湿らせる方法を試してみました。

給水の調整は、上・中・下と鉢を分けて確認
| 上部だけ湿る | 中央・下部にも水が回っているか確認。上部が濡れただけで給水完了としない |
|---|---|
| 外側へ水が流れる | 滴下位置、水苔との接触、流量を見直す |
| 鉢へ大量に流れ落ちる | 鉢側にも給水したことになるため、受け皿の排水と用土の湿りを確認 |
| 給水しても早く乾く | 室温・風・覆う面積を確認し、乾燥防止カバーも検討 |
| 今回の検証範囲 | 少量ずつ浸透させる方法を試用中。一定の滴下量・日数や生育促進効果は未確定 |
これは本文の試行をもとにした確認項目で、全モスポールに共通する給水量の指定ではありません。まず在宅中に水の行き先を確かめ、留守中の自動給水として使うかは別に判断します。
乾燥を抑える方法は着脱式ボードカバーとラップ・プレスンシールの使い分けで紹介しています。支柱そのものを選ぶ場合はモスポールの構造・連結性の比較をご覧ください。
モスポールは水やりが意外と大変
モスポールは、中に入っている水苔をある程度湿った状態に保つことで、植物の気根が支柱内部へ入り込みやすくなります。
ところが、実際に使ってみると鉢への水やりとは別にモスポールまで湿らせる必要があるので、管理する株数が増えるほど手間になります。

特に上から大量の水を注ぐ方法だと、一部分だけを水が通ってしまったり、吸収される前に下へ流れてしまったりすることがあります。
そこで考えたのが、一気に水を与えるのではなく時間をかけて少量ずつ水を染み込ませる方法です。
点滴のように少しずつモスポールへ給水

今回試しているのは、モスポールの上部から少しずつ水を落とす方法です。
イメージとしては植物への点滴。
少量ずつ水が落ちれば、水苔が吸収する時間を確保しながら給水できます。

水苔全体にどこまで水が回るか観察
もちろん、点滴式にしただけでモスポール全体が必ず均一に湿るとは限りません。
モスポールの太さ、水苔の詰め方、乾燥具合などによっても水の広がり方は変わるはずです。
そのため今回は、実際にどの程度まで水が浸透するのかを確認しながら使っています。

水苔の色を外側から確認できるモスポールなら、乾いている部分と湿っている部分も比較的判断しやすいです。
水が足りなければ追加し、逆に鉢まで大量の水が流れ落ちるようなら給水量を減らすなど、実際の状態を見ながら調整します。
モスポール管理が少しでも楽になるか

モスポール自体はアロイドを登らせるには便利ですが、数が増えてくると水苔の管理はなかなか大変です。
点滴式でゆっくり給水することで、毎回上から水を大量にかけるより管理しやすくなるのか、しばらく試してみます。
また、常に水苔をびしょびしょにしておくことが目的ではありません。植物の状態や乾き方を確認しながら給水する必要があります。
どの程度の頻度で給水すればよいのか、水苔全体にうまく水が回るのか、気根の成長に変化があるのかも、今後実際に育てながら観察していきます。
今回試した方法:モスポールへの点滴式給水
使用している支柱:水苔を入れたモスポール
目的:水苔へ少量ずつ水を浸透させ、モスポールの水やりを管理しやすくする
現在:使用感・水の浸透具合を経過観察中











