
メルカリの「デカシバ」、どう見ても違うので買ってみた|正体はラフィドフォラsp. Flame?

メルカリを見ていると、「ラフィドフォラ・デカシバ」として出品されている株が目に入りました。
ただ、出品写真を見た時点でどう見てもデカシバではありません。むしろ以前から気になっていたラフィドフォラ sp. ‘Flame’と呼ばれているタイプにかなり近く見えました。
もし札違いでFlame系の株なら、デカシバとはレア度が段違い。そこで間違いに気づいたうえで購入してみることにしました。

写真を見た時点でデカシバではないと判断
デカシバ(Rhaphidophora decursiva)は成熟すると葉が羽状に深く裂け、左右に細長い裂片が並ぶ特徴的な葉姿になります。
今回の株はその特徴とは明らかに異なっていました。つまり「デカシバを買ったら違うものが届いた」のではなく、最初からデカシバではないと分かったうえで、札違いの可能性に期待して購入した株です。


おそらくラフィドフォラ sp. ‘Flame’では?
この株を見て候補として浮かんだのが、国内でもごく限られた情報しか見かけないRhaphidophora sp. ‘Flame’と呼ばれているタイプです。
「sp.」は種まで同定されていないことを示す表記なので、ここでは正式な種名としてFlameが確立されているという意味ではありません。また今回の株についても、現段階ではFlameと断定せず、有力候補として見ています。


シロウト園芸でもFlame?として紹介されている
国内では「シロウト園芸」でも、ラフィドフォラ sp. ‘Flame?’として管理・紹介されている株があります。
そちらでもFlame自体の流通情報が非常に少ないことや、海外でわずかに流通するFlameと似ていることを踏まえて「Flame?」という扱いになっています。
今回の株も、こうした国内でFlame候補として扱われている株と比較しながら、今後の葉の変化を追っていくつもりです。


札違いなら、むしろかなりお得だった可能性
デカシバ自体も格好いいラフィドフォラですが、現在の流通量を考えるとFlame系として扱われている株の方が圧倒的に見かける機会が少ない印象です。
今回は「デカシバの札だけど、この株は違う」と写真から気づいたことが購入のきっかけでした。こういう札違いは植物を買ううえで普通なら注意点ですが、正体に見当がついている場合は逆に面白い出会いになることもあります。


新葉が出れば、さらに正体へ近づけそう
ラフィドフォラは成長に伴って葉形が大きく変化するものも多いため、今回の株も今後どんな新葉を出すかが重要です。
デカシバではないことは葉姿から明確ですが、sp. ‘Flame’なのかは今後も観察を続けます。新葉が展開して特徴がよりはっきりしたら、改めて続報を残したいと思います。










