アロカシア
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アロカシア・オドラ・バリエガータを直射日光で育てる|葉焼けしても順化する?成長速度を観察

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アロカシア・オドラの斑入り株、いわゆるAlocasia odora ‘Variegata’として流通している株を育てています。

白〜クリーム色の大きな斑が入る非常に目立つアロカシアですが、我が家では屋外の直射日光が当たる環境でも栽培しています。

実際に育てていて面白いのが、最初は葉焼けすることがあっても、環境に慣れてから展開する葉は以前ほど焼けなくなったこと。そして、通常の緑葉のクワズイモと比べると、成長速度は明らかにゆっくりに感じることです。

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オドラ斑入りの基本データ

種の学名Alocasia odora (G.Lodd.) Spach
科・属サトイモ科・アロカシア属
種の原産域インド東部から日本南部・ボルネオにかけて
自生環境主に湿潤な熱帯
斑入りの名称「Variegata」は本記事では斑入り株の流通上の表記として使用
今回の記録所有株を直射日光下で栽培し、葉焼け・その後の新葉・緑葉株との成長差を観察

分類・分布はKew POWOのAlocasia odoraに基づきます。種の原産域は、手元の斑入り株の生産地や選抜の由来を示すものではありません。

育て始めるときの光と水

RHSのアロカシア栽培ガイドは、明るい間接光を基本とし、強い日差しによる葉焼けに注意しています。まず購入前の明るさに近い場所から始め、用土の乾きと新葉の状態を見て調整するのがよいでしょう。低温で生育が鈍る時期には水の消費も減るため、夏と同じ頻度で水を足し続けないようにします。

以下は、この一般的な管理目安に対して、我が家の株で実際に見られた反応の記録です。葉焼けした部分が元に戻ったという意味ではありません。

アロカシア・オドラの斑入り

直射日光下で育てているアロカシア・オドラ斑入り
我が家で育てているアロカシア・オドラの斑入り株。

Alocasia odoraは、日本ではクワズイモとして知られているアロカシアの一種です。

斑入り株では、緑色の部分と白〜クリーム色の部分が不規則に分かれ、葉ごとにまったく違う模様が現れます。

なお、「Alocasia variegata」という学名も存在しますが、これは今回紹介しているAlocasia odoraの斑入りを意味する学名ではありません。

この記事では、園芸流通で見られるAlocasia odoraの斑入り個体について、実際の栽培記録を紹介します。

直射日光で育てると葉焼けはする

我が家では、このオドラ斑入りを直射日光が当たる場所で育てています。

斑入りなのでまったく焼けないわけではありません。

特に強い光に慣れていない葉では葉焼けが出ることがあります。

ただ、長期間その環境で育てていると変化がありました。

直射日光の環境に慣れてから展開した葉は、以前ほど簡単には焼けなくなっています。

直射日光に順化して育つアロカシア・オドラ斑入りの葉
強い光の環境に慣らしながら栽培しているオドラ斑入り。

「直射日光でも大丈夫」ではなく順化が重要

ここは誤解されないようにしておきたいところです。

我が家の株が直射日光で育っているからといって、室内や遮光環境で育てていたオドラ斑入りを、いきなり強い直射日光へ出しても問題ないという意味ではありません。

実際、我が家でも葉焼けは経験しています。

それでも徐々に強い光の環境で育て、新しく展開する葉を観察していると、株がその光環境に順化していく様子が分かります。

「斑入りだから直射日光には絶対に当てられない」と考えるより、どの程度の光で育ってきた株なのかを見ることの方が重要だと感じています。

普通のクワズイモより成長は遅い

もうひとつ、実際に育てていてかなり感じるのが成長速度の違いです。

通常の緑葉のクワズイモは、暖かく十分な光と水がある時期にはかなり勢いよく成長します。

それと比べると、我が家のオドラ斑入りは明らかにゆっくりです。

斑入りの葉は緑葉より葉緑素を持つ面積が少なくなるため、光合成できる部分も少なくなります。そのため斑の量や株の状態によっては、緑葉株より成長が遅くなることは十分考えられます。

ただし、斑入りなら必ず一定の割合で成長が遅くなるという話ではありません。

これはあくまで、我が家で通常のクワズイモと実際に育て比べて感じている違いです。

強い光で育てるメリットも感じる

成長速度そのものは緑葉株より遅いものの、強い光に順化した株はしっかりとした葉を展開します。

また、斑入り植物では光量を極端に落とすと、もともと少ない緑色部分だけで光合成しなければならなくなります。

そのため我が家では「斑入りだから暗めに置く」のではなく、葉の状態を観察しながら十分な光を与えるようにしています。

もちろん環境によって光の強さは大きく違うので、直射日光栽培を試す場合は、葉焼けを確認しながら少しずつ慣らす方が安全です。

シマクワズイモ斑入りとの違いも観察中

比較相手のシマクワズイモ斑入りの耐光性・子株の記録も掲載しています。同じ「クワズイモの斑入り」という呼び方でも、手元の株ごとに反応を確認しています。

我が家では、シマクワズイモとして流通している斑入り株も育てています。

こちらも比較的強い光に耐え、よく分岐して子株を出す印象がありますが、オドラ斑入りとは株姿や成長の仕方にも違いがあります。

「クワズイモの斑入り」とひとまとめにされることもありますが、実際に複数の株を育ててみると、それぞれに性質の違いが見えてきます。

今後も同じ環境で育てながら、成長速度や耐光性、子株の出方などを比較していきます。

まとめ

アロカシア・オドラ斑入りを実際に育ててみると、斑入りらしい繊細な部分がある一方で、想像していたより強い植物だと感じています。

我が家では直射日光で栽培しているため葉焼けすることもありますが、環境に慣れてから展開した葉は焼けにくくなりました。

一方、成長速度については通常の緑葉のクワズイモより遅く感じます。

斑入り植物を単純に「直射日光に弱い」と考えるのではなく、どんな光環境に順化してきた株なのかを見ながら育てることが大切だと感じています。

今後も新しい葉の斑の入り方や成長速度、直射日光への反応を継続して記録していきます。

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フィカス・アロイドを育てて記録する人
珍しい観葉植物を実際に育てながら、フィカス・モンステラ・フィロデンドロンなどのアロイドを中心に、成長記録・比較・増やし方をまとめています。 流通名だけでは分かりにくい植物も、実株の写真と栽培経験をもとに紹介しています。
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