2026年秋のオキボタへ|レアモンステラの小苗が増加、タイコンのように価格は下がる?

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2026年9月、池袋・サンシャインシティで開催された「オキボタMAX~September~2026」に行ってきました。

今回の会場にはランをはじめ、アロイド、塊根植物、アガベなどさまざまな植物が並んでいました。珍しい植物を実際に見比べられるイベントですが、今回個人的に一番気になったのはレアモンステラの小苗がかなり増えていたことです。

2026年秋のオキボタMAX会場の様子

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2026年秋のオキボタMAXへ

「オキボタMAX~September~2026」は、2026年9月19日から21日まで池袋・サンシャインシティ文化会館ビル2階の展示ホールDで開催されました。

公式案内では洋蘭・東洋蘭・観葉植物・多肉植物・食虫植物・熱帯植物など幅広い植物が集まるイベントとされていて、実際の会場でもかなり幅広いジャンルの植物を見ることができました。

春のオキボタにも足を運んでいますが、私が会場を見た印象では、今回はタイなど海外から来ている出展者が春より少なく感じました。ただし海外勢がいなかったわけではなく、タイのナーセリーを含む海外系の出展もありました。

これは出展者数を厳密に比較したものではなく、あくまで春と秋の両方を実際に歩いて感じた印象です。

シロウト園芸で知られるRARE PLANTS JAPANのブースが賑わっていた

アロイド好きとして特に目に留まったのが、シロウト園芸と連携するRARE PLANTS JAPANのブースです。

今回はタイの1235Garden、Contrailとの合同ブースとして出展しており、希少なアロイドが多数並んでいました。

オキボタで販売されていたレアモンステラやアロイド

私が見た時間帯もブースはかなり賑わっていて、特に印象的だったのがモンステラの種類と株数です。

少し前なら「実物を見るだけでも珍しい」と感じたようなモンステラが複数並び、さらに大株だけではなく購入しやすいサイズの小苗も増えていました。

レアモンステラを集めている側からすると非常に楽しい状況なのですが、同時に別のことも感じました。

これ、来年にはかなり相場が変わっている品種があるのでは?

レアモンステラの「小苗が増えた」ことが気になった

今回気になったのは、単純に珍しいモンステラが販売されていたことではありません。

珍しいモンステラの小苗が増えていたことです。

オキボタで増えていた珍しいモンステラの小苗

大きな親株やカット株が数株だけ並んでいる状態と、小さな苗がまとまった数で流通し始める状態では意味が違います。

もちろん今回会場で小苗が多かったからといって、その品種が大量生産されていると断定することはできません。ただ、植物の価格を長く見ていると、流通量が増え、購入できるサイズの苗が増えてくると、それまでの「入手困難な珍品」という状況は少しずつ変わっていきます。

タイコンの価格が下がっていった流れを思い出す

そこで思い出すのが、モンステラ・デリシオーサ ‘タイコンステレーション’、通称タイコンです。

タイコンも以前はかなり高価な斑入りモンステラでしたが、現在は小苗を含めて流通量が大きく増え、以前よりずっと手に取りやすい存在になりました。

我が家でもタイコンを育てており、成熟した太い茎のカット株から約2年間育てた株はかなり巨大化しています。

タイコンが2年で巨大化|極太の茎から育てたモンステラは大きくなりやすい

もちろん、今回オキボタに並んでいたレアモンステラがすべてタイコンと同じ道をたどるとは限りません。増殖のしやすさ、組織培養の有無、人気、特徴の固定度、海外からの供給量などで価格は変わります。

それでも、以前なら大きな株を高額で購入するしかなかったようなタイプまで小苗で選べるようになると、コレクターとしては「希少性の次の段階に入ったのでは」と感じます。

2027年はレアモンステラの価格が下がる?

今回のオキボタを見ただけで、2027年にレアモンステラが暴落すると予測することはできません。

ただ、私自身はタイコンの流通量と価格が変化していく過程を見てきたため、今回の会場に並ぶ小苗の多さには似た空気を少し感じました。

希少植物は「珍しいから高い」という状態から、増殖株が出回り始め、ある時点から一気に入手しやすくなることがあります。特に小苗の供給が増えれば、欲しかった人に株が行き渡りやすくなります。

その一方で、価格が下がれば今まで手を出せなかった植物を育てられる人も増えます。コレクターにとって価格下落は必ずしも悪いことではありません。

個人的には、珍しいモンステラが「数万円するから見るだけの植物」ではなく、「特徴を比べながら何株か育てられる植物」になっていく方が面白いと思っています。

植物イベントはその時の流通状況が見える

今回改めて感じたのは、オキボタのようなイベントは珍しい植物を買う場所であると同時に、現在の植物市場を観察できる場所でもあるということです。

ネットでは一株ずつ商品を見ることが多いですが、イベントでは複数の販売者と大量の植物を一度に見られます。

「去年まで珍しかった植物が何店舗にもある」「大株しか見なかった品種に小苗が出てきた」といった変化は、会場を歩いているとかなり分かりやすく感じます。

2026年秋のオキボタで私が一番印象に残ったのは、まさにレアモンステラが“珍しい一株”から“小苗も選べる植物”へ変わり始めているように見えたことでした。

来年のイベントで同じ品種がどのくらいのサイズ、株数、価格で並んでいるのか。今回の写真を記録として残して、2027年にもう一度比較してみたいと思います。


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フィカス・アロイドを育てて記録する人
珍しい観葉植物を実際に育てながら、フィカス・モンステラ・フィロデンドロンなどのアロイドを中心に、成長記録・比較・増やし方をまとめています。 流通名だけでは分かりにくい植物も、実株の写真と栽培経験をもとに紹介しています。
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