モンステラ
PR

『割れないモンステラ』を育てた結果……結局は割れた|葉の切れ込みは固定される?

f4shhikgme
記事内に商品プロモーションを含む場合があります

モンステラといえば、大きな葉に入る切れ込みや穴が最大の特徴。

ところが、ときどき葉に穴は開くのに、外側まで切れ込みが入らない個体を見かけます。

今回育てたのも、そんな「割れにくいモンステラ」でした。

何枚葉を出しても切れ込みが入らず、穴だけが増えていく。もしこの葉形が固定されているなら、かなり面白い個体です。

ところが、そのまま育て続けてみた結果――。

結局、割れました。

今回は「割れない・割れにくいモンステラ」を実際に育てて分かったことを紹介します。

アロイド植物をメルカリで販売しています

増えた株や発根済み苗等を中心に出品しています。
気になる植物があればこちらからどうぞ。

メルカリの出品を見る

穴は開くのに、葉の縁まで割れないモンステラ

穴は開くが切れ込みが入りにくいモンステラ

この個体で面白かったのは、単純な幼いモンステラの葉とは少し違って見えたことです。

葉にはモンステラらしい穴が開いています。

それなのに、葉の外側から入る深い切れ込みがなかなか出ません。

切れ込みが少なく穴が目立つモンステラの葉

普通のデリシオーサなら、株が育って葉が大きくなるにつれて、穴だけでなく葉縁からの切れ込みも目立つようになっていきます。

そのため、この個体については「もしかすると成長しても割れにくい葉形を維持するのでは?」と期待していました。

モンステラの葉は成長によって変化する

そもそもモンステラ・デリシオーサは、幼い株と成熟した株で葉の姿が大きく変わる植物です。

幼葉は基本的に切れ込みや穴が少なく、成熟するにつれて葉が大型化し、モンステラらしい穴や深い切れ込みが発達していきます。

そのため、小さい段階で葉が割れていないからといって、将来もその形を維持するとは限りません。

ただ、この個体の場合はすでに穴が発達しているのに、切れ込みがなかなか出ないところが気になっていました。

次の葉も割れない

次の葉にも切れ込みが入りにくかったモンステラ

その後も観察を続けました。

新芽のドリルを見ると、次の葉にも外側から入る大きな切れ込みが見当たりません。

展開前の割れにくいモンステラの新芽

穴はある。

でも、割れない。

何枚か続けてこの特徴が出ると、さすがに「この株はこういう葉形なのでは?」と思いたくなります。

穴を持ちながら切れ込みが少ないモンステラ

しかし、育て続けた結果……割れた

ここまで同じ特徴が続けば、切れ込みの少ない個体として固定されていることを期待します。

しかし、さらに育てていくと結果は違いました。

最終的には普通に葉に切れ込みが入りました。

つまり、少なくとも私が育てたこの個体については、成長しても絶対に割れないモンステラではありませんでした。

途中まで何枚も「穴はあるのに割れない」という特徴を見せていても、その特徴が将来まで固定されているとは限らないということです。

「割れないモンステラ」という品種だったわけではなさそう

今回の結果だけを見ると、この個体を「割れないモンステラ」という固定された品種や変異として扱うのは難しそうです。

モンステラ・デリシオーサは成長段階によって葉形が大きく変化します。

また、栽培環境によって葉のサイズや成熟の進み方にも違いが出ます。

実際、モンステラは支柱などを使って登らせると葉が大型化しやすく、成熟した葉では穴や切れ込みが増えていきます。

今回の株も、ある時期までは切れ込みが非常に出にくかったものの、成長が進んだことで通常のデリシオーサらしい葉形へ移行した可能性があります。

幼葉だけで「特殊個体」と判断するのは難しい

これはモンステラを集めていると、かなり重要なポイントだと思います。

小さい株の段階では、

  • 葉が異常に細い
  • 葉が丸い
  • 切れ込みが入らない
  • 穴だけが開く
  • 節間が極端に短い

など、普通とは違って見える個体があります。

もちろん、その特徴が成長後も残る本当に面白い個体もあります。

しかし今回のように、何枚か同じ特徴が続いていても、成長すると普通の姿へ変化することもある。

モンステラの個体差を見るなら、幼株の一枚だけではなく、何枚も葉を出させて長期間観察する必要があります。

それでも「割れにくかった」という個体差は面白い

最終的に割れたからといって、この株がまったく面白くなかったわけではありません。

すでに葉に穴を作れる段階まで成長しているのに、複数枚にわたって切れ込みが出にくかったという事実は残ります。

同じデリシオーサでも、葉形の変化するタイミングには個体差があることを実感できた株でした。

むしろ「割れないと思って育てたら、結局割れた」という結果まで追えたことで、小苗だけを見て将来の葉形を判断する難しさがよく分かりました。

まとめ|「割れない」と思っても、しばらく育ててみないと分からない

今回のモンステラでは、当初は穴が開いても葉縁からの切れ込みがほとんど出ませんでした。

次の葉でも同じ特徴が続いたため、切れ込みの出にくい個体なのではないかと期待しました。

しかし長期間育てた結果、最終的には葉に切れ込みが入りました。

少なくとも今回の個体では、「割れない」という特徴が固定されていたわけではありません。

モンステラは成長によって葉形が大きく変化する植物です。

変わった小苗を見つけたときほど、すぐに結論を出さず、その後の葉を何枚も追ってみる。

その過程も、モンステラを育てる面白さの一つだと思います。

※本記事は筆者が実際に栽培した個体の経過をもとにしています。「割れないモンステラ」は正式な品種名として使用しているものではありません。

※以下では、当サイト運営者が栽培・増殖した植物をメルカリで販売している場合があります。また、メルカリアンバサダーのアフィリエイトリンクを含みます。

珍しいアロイド・観葉植物をメルカリで販売中
珍しいアロイド・観葉植物をメルカリで販売中

※出品状況は随時変わります。記事で紹介している植物が出品されていない場合もあります。
※メルカリアンバサダーのアフィリエイトリンクを含み、リンク先の商品購入等により当サイトが報酬を受け取る場合があります。

ABOUT ME
AROIDERMAN
AROIDERMAN
フィカス・アロイドを育てて記録する人
珍しい観葉植物を実際に育てながら、フィカス・モンステラ・フィロデンドロンなどのアロイドを中心に、成長記録・比較・増やし方をまとめています。 流通名だけでは分かりにくい植物も、実株の写真と栽培経験をもとに紹介しています。
記事URLをコピーしました