
ザミオクルカス・レイヴンの葉がオレンジ色に?新芽の色変化と店頭株の傷みを観察

店頭でザミオクルカス・レイヴンを観察しました。黒く艶のある葉が特徴ですが、今回気になったのは傷んだ部分がオレンジ色になっている葉です。

自然な葉色の変化と今回の店頭株
| 種 | Zamioculcas zamiifolia/サトイモ科 |
|---|---|
| 黒葉系の色 | 緑の新葉が成熟とともに黒~黒紫になる。Dowonの特許に記載 |
| 今回の観察 | 店舗の株で傷んだ葉の部分がオレンジ~茶橙色になっていた |
| 原因 | 写真だけでは特定できない。輸送・陳列時の条件も不明 |
| 記録の範囲 | 購入後の養生・回復を本人が試した記事ではない |
黒葉品種の資料はDowonの植物特許、国内の流通名と一般的な管理はハクサンの案内を参考にしました。この店頭株のクローンを系譜まで確認したものではありません。
新芽は緑、成熟すると黒くなる
レイヴンは新芽から黒いわけではなく、明るい緑色で展開した葉が成熟につれて黒〜黒紫色へ変化します。黒葉系統「Dowon」の植物特許にも、新葉は緑色で、その後黒またはほぼ黒まで変化することが記録されています。

傷んだ葉がオレンジ色になっていた
今回の店頭株では、黒葉の一部が傷み、オレンジ〜茶橙色に変化していました。この色だけから原因を特定することはできません。物理的な傷、葉焼け、低温など複数の可能性があるため、今回は店頭で確認した現象として記録します。

レイヴンはなぜ高い?
レイヴン系の黒葉は、通常の緑葉ザミオクルカスから生じた自然突然変異をもとに選抜・栄養繁殖されたものです。特許資料では、黒葉の「Dowon」は通常の緑葉種より販売サイズまで仕上げるのに時間がかかることも記録されています。
特許は、同じ大きさでも葉が黒く仕上がるまでの生産期間が延びる例を記載しています。ただし、その一例だけで今の国内小売価格の差を説明することはできません。

購入を検討するときは葉と鉢を一緒に確認
価格は鉢サイズ、葉数、新芽、傷んだ範囲、販売経路を揃えて比べたいところです。確認日と販売元のない価格を、現在の国内相場として示すことはしません。傷みのある葉が橙色でも、その色だけで斑入りや新しい品種とは判断できません。
明るい葉色の別株を記録したゴールドとカメレオンの比較記事では、自然な葉の成熟色を見分けるための観察点を整理しています。
店頭株ならではの変化も記録
店舗では輸送や陳列環境による傷みも含め、自宅栽培とは違う姿を見ることがあります。アロイダーマンではその他アロイドの記事でも実株や店頭株を記録しています。
参考資料
Google Patents:Zamioculcas ‘Dowon’











