
シンゴニウム ‘ピンクパーフェクション’はレア?ホームセンターでは400円で大量に並んでいた

ピンク色の葉が特徴的なシンゴニウム ‘ピンクパーフェクション’(Syngonium ‘Pink Perfection’)。
ネットで探すと「レア」「希少」といった言葉と一緒に販売されていることもあるシンゴニウムですが、私が実際に見つけた場所はホームセンターでした。
しかも価格は400円ほど。
珍しい植物を探していると、ネット上での希少性や販売価格と、実店舗での流通状況がまったく噛み合っていないことがあります。ピンクパーフェクションは、それをかなり強く感じた植物のひとつです。

約400円で買ったピンクパーフェクション
| 購入時の名前 | シンゴニウム・ピンクパーフェクション |
|---|---|
| 店と価格 | ホームセンターで約400円。記事の購入時の事例 |
| 陳列の様子 | 1鉢だけではなく複数株がまとまって並んでいた |
| 生産方法 | メリクロン苗を思わせる流通だが生産者には未確認 |
| 分からないこと | 現在の全国相場や品種の生産量、同名株すべての系統 |
シンゴニウム ‘ピンクパーフェクション’とは
ピンクパーフェクションは、その名前の通りピンク色が強く現れる葉を楽しむシンゴニウムです。
新しい葉では特にピンク色が目立ち、グリーンが混ざったり、葉が古くなるにつれて色合いが変化したりするのも特徴です。
シンゴニウムにはピンク系の品種が非常に多いですが、その中でも葉全体にピンク色が強く出るタイプとして流通しています。
ネットではレア。でもホームセンターでは400円だった
面白かったのが価格です。
ネット上では珍しいシンゴニウムとして販売され、それなりの価格が付いているものも見かけました。
ところが、私がホームセンターで見つけたピンクパーフェクションは約400円。
しかも「偶然入荷した珍しい一鉢」という雰囲気ではなく、メリクロンなどで増殖された量産株を思わせるような、まとまった流通の仕方をしていました。
※生産方法については生産者を確認したわけではないため、メリクロン苗だったと断定はできません。
植物の「レア」と価格は必ずしも一致しない
これはシンゴニウムに限りませんが、観葉植物の価格は「その植物が世界に何株あるか」だけで決まるものではありません。
増殖が進んだ植物でも、販売店や流通経路によっては以前の希少性を反映したような価格で販売されていることがあります。
逆に、大手生産者などからまとまった数量がホームセンターへ流れれば、それまで高価だった品種が突然数百円で並ぶこともあります。
ピンクパーフェクションを400円で見つけたときは、まさにネット上の価格と実店舗での価格の乖離を感じました。
ネット購入と店頭購入を比べる観点
価格だけを比べる前に、鉢の大きさ、株数、葉数、傷み、送料を確認します。この1店舗の購入体験から、現在も全国で400円程度で購入できるとはいえません。ラベルと生産元が分かる場合は、販売名だけでなくそれらも比較材料にできます。
ノースカロライナ州立大学のシンゴニウムの資料では、属の一例としてS. podophyllumの幼株からつるになる姿を説明しています。今回の流通名の正式な種・系統を証明する根拠ではありません。
育てて葉色を観察した記録はピンクアリュージョンとピンクスポットへ。
安くなっても植物としての魅力は変わらない
もちろん、安く流通するようになったから植物として面白くなくなるわけではありません。
むしろピンク色の葉を楽しめるシンゴニウムが数百円で買えるのであれば、観葉植物としてはかなり楽しみやすい存在です。
「レアだから欲しい」ではなく、葉色や姿が好きだから育てるという目線で見ると、価格が下がって普及すること自体は悪いことではないと思います。
まとめ|ネット価格だけでは希少性は分からない
シンゴニウム ‘ピンクパーフェクション’は、ネットではレア品種として扱われることもある一方、私が実際にホームセンターで見つけた株は約400円でした。
しかも一鉢だけではなく、量産された植物を思わせるような流通状況でした。
植物を集めていると、こうした「ネットではレアなのに、実店舗へ行ったら普通に安く売っている」という現象に出会うことがあります。
希少性や相場を見るときは、ネットショップの販売価格だけではなく、実店舗でどの程度流通しているかを見るのも大切だと感じた一例です。







