
フィロデンドロン・ディスタンティロバムを育てる|成長は遅めでも深く裂ける葉が面白い

フィロデンドロン・ディスタンティロバム(Philodendron distantilobum)を育てています。
実際に育ててみた印象では、成長スピードはやや遅め。次々と葉を展開するタイプというより、ゆっくり育ちながら独特の葉姿を楽しむフィロデンドロンです。

ディスタンティロバムは深く裂ける葉が特徴
ディスタンティロバムの面白さは、やはり細長く深く裂けていく葉です。
成熟した葉は羽状に深く切れ込み、一般的なハート形のフィロデンドロンとはかなり違ったシルエットになります。葉そのものに立体感があり、1枚でも存在感があります。

原産地はペルーからボリビア、ブラジル北部
Kew Plants of the World Onlineでは、Philodendron distantilobum K.Krauseは現在も独立した種として認められています。
自生地はペルーからボリビア、ブラジル北部にかけての湿潤な熱帯地域で、つる性のフィロデンドロンとして記録されています。
育ててみると成長は遅め
我が家の株では、成長は比較的ゆっくりです。
もちろん光量や温度、根の状態などでも変わるため、ディスタンティロバムという種全体が必ず遅いとは言い切れません。ただ、少なくともこの株については、成長の速いフィロデンドロンと比べると新しい葉が出るまで時間がかかっています。

登らせて成熟した葉を見てみたいフィロデンドロン
ディスタンティロバムはつる性なので、今後は支柱などに登らせながら育てるのも面白そうです。
成熟した葉では左右に複数の細長い裂片が入り、かなり特徴的な姿になります。Kewに掲載されている形態記載では、葉の左右にそれぞれ5〜6個の裂片を持つとされています。
成長が速い植物ではありませんが、葉が成熟していく過程そのものをじっくり観察したくなるフィロデンドロンです。
トータムなど細葉系フィロデンドロンとの見比べも面白い
細く裂けた葉を持つため、見た目だけならフィロデンドロン・トータムなどを連想する人もいるかもしれません。
ただしディスタンティロバムは正式に記載された別種です。流通株では幼葉や未成熟株だけでは判断しづらいこともあるため、購入時の名称だけでなく、育った葉の形を継続して観察していきたいところです。
今後も葉の変化を記録
今のところ一番強く感じている特徴は「成長が遅め」ということ。
そのぶん、新しい葉がどこまで大きくなり、切れ込みがどう変化していくのかを長期で追っていきます。成熟して葉姿に変化が出たら、この記事にも記録を追加していく予定です。
参考:Kew Plants of the World Online – Philodendron distantilobum











