
エピプレムナム・ゴールデンフレームを取り木で増やす|ビニール+水苔で発根に挑戦

エピプレムナム・ゴールデンフレームをビニール取り木|伸びた気根を水苔に入れて発根させる
今回は、我が家で育てているエピプレムナム・ゴールデンフレームを、ビニールと水苔を使って取り木してみます。
一般的な挿し木のように最初に茎を切るのではなく、親株につながった状態のまま根を作り、十分に発根してから切り離す方法です。
エピプレムナムを育てていると節から気根が伸びてきます。今回は、この気根を利用して発根させてみることにしました。
気根を使う取り木と、枝を剥ぐ取り木の違い
| 今回のゴールデンフレーム | すでに伸びている気根を湿らせた水苔へ入れ、親株につないだまま根の発達を待つ |
|---|---|
| フィカスなどの枝の取り木 | 枝に処理をして水苔で包み、発根後に切り離す。気根を誘導する今回の作業とは手順が異なる |
| 切り離しの目安 | 仕込みからの経過日数だけでなく、新根がどの程度伸びたかを確認する |
| 今回の結果 | 仕込み時点の写真。発根完了・鉢上げ後の活着はまだ記録していない |
親株につないだ状態で根を作り、発根後に切り離す取り木の考え方は、RHSの取り木ガイドでも解説されています。この株では気根を利用しているため、別の植物の環状剥皮をそのまま追加する手順にはしていません。
比較できる実践としてアサヒゴムを水苔と取り木ボールで包んだ記録、切り離してから根を待つ方法として温室でのカット苗の養生も掲載しています。
エピプレムナム・ゴールデンフレームを取り木

ゴールデンフレームは、黄色から黄金色の斑が入るエピプレムナムです。
登るように育てていくと葉が大きくなり、株の成長とともに葉姿が変化していくのも魅力のひとつです。
ある程度育った株を増やす場合、茎をカットして挿し木する方法もありますが、今回は先に根を作る取り木を選びました。
伸びた気根を水苔へ誘導

今回使ったのは湿らせた水苔と透明なビニールです。
茎全体を水苔で包み込むというより、すでに株から伸びている気根を水苔の中へ入れています。
親株から切り離していないため、株はそのまま成長を続けながら、水苔の中で気根をさらに発達させることができます。
エピプレムナムを支柱などに登らせて育てていると、気根がかなり長く伸びることがあります。その気根をそのまま利用できないか、というのが今回試している方法です。
ビニールで湿度を保ちながら発根を待つ

透明なビニールを使うメリットは、湿度を保ちやすいだけでなく、中の水苔や根の状態を外から確認できることです。
水苔が乾いていないか、気根から新しい根が伸びてきているかを、ビニールを外さずに観察できます。
水苔は水が滴るほどびしょびしょにするのではなく、全体がしっかり湿っている程度で管理しています。
挿し木との違いは「切る前に根を作る」こと
ゴールデンフレームは、節を含めて茎をカットして挿し木で増やすこともできます。
挿し木の場合は、
茎を切る → 発根させる → 鉢上げする
という流れになります。
一方、今回の取り木では、
親株につないだまま発根させる → 根が十分に増える → 茎を切り離す → 鉢上げする
という順番になります。
切り離す前に根の状態を確認できるため、長く育てた株を仕立て直したいときにも使いやすい方法ではないかと思っています。
どのくらいで発根するのか経過観察
今回の写真は、ビニール取り木を仕込んだ段階の記録です。
ここから気根がどのように変化するのか、どの程度まで水苔の中に根を張るのかを実際に観察していきます。
十分な根量になったと判断したら親株から切り離し、鉢上げする予定です。
取り木開始から何日程度で発根したのか、切り離した後も問題なく成長するのかについても、変化があればこの記事に追記していきます。
まとめ|ゴールデンフレームの気根を利用して増殖に挑戦
今回は、エピプレムナム・ゴールデンフレームから伸びた気根を利用し、水苔とビニールで取り木をしてみました。
ゴールデンフレームに限らず、登らせて育てるアロイドは長い気根を出すことがあります。
せっかく伸びた気根を活用し、親株から切り離す前に根を作っておけば、その後の植え付けもスムーズにできる可能性があります。
まだ取り木を開始した段階なので、成功したと決めつけず、実際の発根状態を見ながら今後も記録していきます。
植物名:エピプレムナム・ゴールデンフレーム
流通名:Golden Flame
属:エピプレムナム属
今回の方法:気根+水苔+ビニールによる取り木
現在の状態:発根経過観察中










