
アグラオネマ・シルバークイーン|耐陰性が高い銀葉の観葉植物、葉のベタつきも観察

銀色の葉模様が美しいアグラオネマ・シルバークイーン(Aglaonema ‘Silver Queen’)。
アグラオネマらしく耐陰性が高く、室内で楽しむ観葉植物としてかなり優秀です。緑の葉に広がるシルバー模様は派手すぎず、一般的な緑葉の観葉植物とはまた違った雰囲気があります。


シルバークイーンの基本管理と我が家の記録
| 園芸名 | Aglaonema ‘Silver Queen’/サトイモ科アグラオネマ属 |
|---|---|
| 光 | RHSでは半日陰を案内。耐陰性があっても無光では育てない |
| 水・用土 | 排水性のよい用土で、過湿による茎の腐敗を避ける |
| 増やし方 | RHSでは株分けや基部の子株を利用する方法を紹介 |
| 実際に感じたこと | 室内で管理しやすい。一方で、ときどき葉にベタつきがある |
一般的な管理の出典:RHSのSilver Queen解説。水やりの日数は鉢の乾き方によって変わるため、一律には決めません。ベタつきの原因も、この株ではまだ確定していません。
耐陰性があっても、寒さに強いとは限らない
フロリダ大学の低温障害試験では、シルバークイーンは比較した品種の中でも低温の影響を受けやすい結果でした。室内に置きやすいという我が家の実感を、寒い窓辺でも平気という意味には置き換えられません。マリアとの試験条件を含む違いはマリアとシルバークイーンの比較にまとめています。
耐陰性が高く、室内の観葉植物として優秀
実際に育てていて感じるシルバークイーンの良さは、やはり耐陰性の高さです。
もちろん光がまったく必要ないわけではありませんが、強い光を要求する植物と比べると室内でも管理しやすく、置き場所を選びにくい印象があります。
葉そのものにシルバーの模様が入るため、花がなくても株姿を楽しめます。レアなアロイドのような派手さとは違いますが、葉の美しさと育てやすさのバランスがよく、観葉植物としてかなり優秀だと思います。
たまに葉がベタベタしている
一方、うちで育てているシルバークイーンでは、たまに葉がベタベタしていることがあります。
最初は虫がつきやすい植物なのかとも思いましたが、葉のベタつきが見られる場合は、カイガラムシやコナカイガラムシなどの吸汁性害虫も確認したほうがよさそうです。こうした虫が発生すると、排泄される甘露によって葉の表面がベタつくことがあります。
特に葉裏や葉柄の付け根などは見落としやすいため、ベタつきを見つけたときは株全体を確認しています。今後も実株を育てながら、ベタつきが出るタイミングや害虫との関係を観察していきます。
別属の実例として、ジョーピーにも蜜のようなベタつきが出た記録があります。ただし同じ原因だとは確認できていないため、まずは虫の有無と液体が付く位置を、それぞれの株で見ていきます。
シルバーキングという名前もある
シルバークイーンには、よく似た名前のアグラオネマ・シルバーキング(Aglaonema ‘Silver King’)という植物もあるようです。
ただ、シルバークイーンとの具体的な違いや関係については、現時点では自分の手元に比較できる実株もなく詳細不明です。写真だけを見て葉模様などの違いを断定するのは避けたいと思います。
今後シルバーキングの実物を見る機会があれば、シルバークイーンと並べて、葉の形、シルバーの入り方、株姿や成長の仕方などを比較してみたいところです。
購入前のサイズ感を知りたい場合は、3号鉢のシルバークイーンを店頭で見た記録もあります。店頭の小鉢と、ここに掲載する我が家の株は別株です。
育ててみた感想
アグラオネマ・シルバークイーンは、珍しさだけを追うタイプの植物ではありませんが、実際に育ててみると耐陰性が高く、葉もきれいで、室内で扱いやすいという観葉植物としての基本性能がかなり高いと感じます。
室内で育てやすく、普通の緑葉とは少し違った植物を置きたい人には候補にしやすい種類です。
今回は葉のベタつきという気になる点もあったので、今後も株の状態を観察しながら変化があれば追記していきます。
参考資料
品種名や栽培上の特徴については、Royal Horticultural Society(RHS)の植物データベースも参考にしています。
RHS:Aglaonema ‘Silver Queen’
RHS:Aglaonema ‘Silver King’








