
モンステラsp.エクアドルを再び購入|細い茎から太くなり、葉に穴が開くまで育てた記録

2026年秋のオキボタで、モンステラsp.エクアドル(Monstera sp. Ecuador)を今回も入手しました。
今回の株はまだ若く、茎は細い棒状です。しかし同じ名前で入手し、自宅で登らせて育てている株は、現在では太い油性ペンほどの存在感がある茎になっています。
さらに葉も変化し、私の株ではすでに葉に穴(フェネストレーション)が現れる段階まで確認できました。流通時には「さらに成熟すると葉が切れ込む・割れる」と説明されることもあるモンステラです。
今回は掲載写真を新しい若株のスタート地点として残し、以前から育てている株との違いも含めて記録します。

今回の若株と、先に育てている株
| 共通の入手名 | モンステラsp.エクアドル。正式な種の同定は未確定 |
|---|---|
| 今回の株 | 2026年秋のオキボタで入手。茎は細く、本文写真はこの若株 |
| 先に育てている株 | 登らせて栽培中。茎が太くなり、葉に穴がある段階まで観察 |
| まだ確認していない姿 | 葉縁から深く切れ込む成熟葉 |
| 比較の限界 | 同じ一本の株のビフォー・アフターではない。茎径の実測値や同条件試験はない |
「Ecuador」という入手名だけでは、自生地や採集地も確定できません。ここではそれぞれの所有株の記録として扱います。
モンステラsp.エクアドルを今回も購入
モンステラsp.エクアドルは、その名のとおり「Monstera sp. Ecuador」という名称で流通しているモンステラです。
ここで重要なのが「sp.」という表記です。これは正式な種小名が確定した名前ではなく、少なくとも今回確認できた植物分類データベースや流通情報からは「Monstera sp. Ecuador」という独立した正式種を特定できませんでした。
海外でも「Monstera sp Ecuador」という名称で流通例は確認できますが、見た目だけから既知種へ無理に当てはめるのは避け、この記事でも購入時の流通名であるモンステラsp.エクアドルとして記録します。

購入時の茎はまだかなり細い
今回入手した株の茎は、まだかなり細い状態です。
ところが、以前から自宅で育てている同じ流通名の株は、登らせて育てている間に茎が明らかに太くなりました。購入直後の細い茎と比べると、現在の自宅株は太い油性ペンほどの存在感があります。
実測値ではないので「何mmから何mmになった」とまでは言えませんが、見た目で分かるほど茎の太さが変化しています。
モンステラを育てていると、葉の大きさだけではなく茎そのものが太くなっていく過程が面白く、成熟度を見る一つの観察ポイントになると感じています。
登らせた自宅株では葉に穴が開くところまで確認
私が先に育てているモンステラsp.エクアドルでは、支柱を使って登らせて育てています。
その株では成長とともに葉が変化し、現在は葉に穴が開くところまでは実際に確認できました。
モンステラの葉にできる穴はフェネストレーションと呼ばれます。モンステラ属には、幼葉と成熟葉で葉形が大きく変わる種類があり、登攀しながら葉が大型化するものもあります。
ただし「Monstera sp. Ecuador」という流通名だけでは正式な種を確定できないため、他種の性質をそのままこの株に当てはめることはしません。ここで書いている「穴が開いた」という点は、あくまで私が同じ名称で入手して育てている株で実際に観察した結果です。

さらに育つと葉が割れるらしい
このモンステラは、さらに成熟すると葉に深い切れ込みが入り、いわゆる「割れた葉」になると言われています。
ただし、これは私の株ではまだ確認できていません。
私が実際に確認できているのは登らせて育てた株の細かった茎がかなり太くなったこと、そして葉に穴が開いたことまでです。
今回ウェブ上の資料も確認しましたが、「Monstera sp. Ecuador」という流通名だけで植物学的な同定や成熟葉の形を確実に裏付けられる一次資料は見つけられませんでした。そのため「必ず成熟すると割れる」とは断定せず、今後自分の株で確かめたいポイントとして残します。
茎が太くなると葉も成熟していく?
同じ観察軸で記録しているのがバールマルクス・フレームで茎が急に太くなった例です。こちらは深い切れ込みが出る前の段階で、エクアドルの穴のある葉とは分けて比較しています。
最近モンステラを複数育てていて気になっているのが、茎の太さと葉の成熟の関係です。
以前観察した別のモンステラでも、成長途中で茎が急に太くなり、その後の葉の姿が変化していく様子がありました。
今回のモンステラsp.エクアドルでも、若株では非常に細かった茎が、登らせた自宅株ではかなり太くなり、その株ではすでに穴のある葉が出ています。
ただし、これは「茎が太くなれば必ず葉に穴が開く」という因果関係を証明するものではありません。登攀、光量、根量、株齢など複数の条件が同時に変化しています。
それでも家庭栽培で成熟度を観察するうえでは、葉だけでなく茎がどのくらい太くなったかも記録しておく価値がありそうです。
今回の若株でも同じ変化が起きるか試してみる
登らせる仕立ての実例はマドカズラをモスポールで育てた記録にもあります。別の植物なので、そこでの成長量や葉形をこの株の到達目標として保証するものではありません。
今回購入した株は、まだ成熟葉からはかなり遠い姿です。
だからこそ、今回の若株の写真をスタート地点として残しておきます。
ここからしっかり発根させ、支柱などへ登らせ、茎がどの程度太くなるのか。最初の穴がいつ出るのか。そして、その先で本当に葉が切れ込むところまで到達するのか。
すでに一株目では「穴あき」まで確認できているので、今回は同じ変化をもう一度再現できるかを見る意味でも面白い育成になりそうです。
流通名しか分からない植物だからこそ、実際に小苗から育てて変化を記録していきます。もしこの株でも成熟葉まで到達できたら、その写真をこの記事へ追記します。
Monstera sp.の植物を探すなら
「sp.」表記の植物は正式な種名が確定していない場合があるため、販売名だけで既知種と決めつけず、購入株の特徴や由来を確認するのがおすすめです。流通名が同じでも別系統が混ざる可能性もあるので、aroidermanでは今回の株そのものの成長を継続して記録します。
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