
フィカスの環状剥皮にピーラーを使ってみた|取り木の樹皮が意外と剥ぎやすい

フィカスの取り木で環状剥皮をするとき、地味に面倒なのが幹の樹皮を剥ぐ作業です。
今回の株で取り木を仕掛けた経過は、アサヒゴムの取り木記録を参照してください。
今回はアサヒゴムの取り木で環状剥皮をしましたが、樹皮を剥くために使ってみたのが料理用のピーラー。
最初にナイフで幹をぐるっと一周するように傷を入れ、そのあとナイフで樹皮を削ぐのではなく、ピーラーで少しずつ剥いてみました。
これが思った以上にやりやすかったので、実際の作業を記録しておきます。
ピーラーを使った今回の作業
| 対象 | アサヒゴムの枝 |
|---|---|
| 最初の工程 | ナイフで幹の周囲に切れ目を入れた |
| ピーラーの役割 | 切れ目の間の樹皮を少しずつ削いだ |
| その後 | 水苔と取り木ボールで処理部分を包んだ |
| 記録できる結果 | 作業のしやすさ。道具による発根率の比較試験はしていない |
フィカスの取り木で環状剥皮

環状剥皮は、取り木したい位置の樹皮をぐるっと一周剥いでから、その部分を水苔などで包んで発根させる方法です。
今回はアサヒゴムでこの方法を使いました。
最初にナイフでぐるっと傷を入れる
最初からピーラーだけで作業するのではなく、まずナイフを使います。
樹皮を剥ぎたい位置を決めて、幹の周囲にぐるっと一周するように切れ目を入れました。
ここまでは普通の環状剥皮と同じです。
樹皮を剥ぐ作業にピーラーを使う
今回工夫したのはここです。
切れ目を入れたあとの樹皮をナイフで剥いでいくのではなく、ピーラーを使って少しずつ剥いてみました。
ピーラーなので、一度に大きく削るというより、表面を薄く少しずつ剥いでいけます。
実際にやってみると、これがなかなか使いやすい。
ピーラーは少しずつ剥ぎやすい
ナイフでももちろん環状剥皮はできますが、丸い幹の表面を刃物で削いでいく作業は少し気を使います。
今回ピーラーを使って感じたメリットは、樹皮を少しずつ剥ぎやすいことでした。
一気に深く削るのではなく、状態を見ながら少しずつ進められます。
少なくとも今回のアサヒゴムでは、ナイフだけで樹皮を剥ぐより作業しやすく感じました。
ピーラーを使うときも削りすぎには注意
ピーラーなら安全という意味ではありません。
幹の太さや硬さによって刃の入り方も変わるので、力を入れて一気に削るのではなく、少しずつ様子を見ながら剥ぐのがよさそうです。
また、ピーラー自体も刃物なので、手を滑らせないように注意して作業します。
作業後は水苔と取り木ボールで包む


RHSの取り木解説でも、枝を親株につけたまま処理し、湿らせた水苔で包んで発根を待つ方法が紹介されています。ピーラーは今回の樹皮を剥ぐための道具で、取り木の成立条件を置き換えるものではありません。
環状剥皮の道具としてピーラーは結構使える
フィカスの取り木というとナイフやカッターを使うイメージがありますが、今回アサヒゴムで試した限りでは、ピーラーも環状剥皮に使いやすい道具でした。
ナイフで最初の切れ目を作り、その間をピーラーで少しずつ剥いでいく。
単純な方法ですが、環状剥皮の樹皮を剥ぐ作業がやりにくいと感じているなら、ひとつのやり方として使えそうです。









