
フィロデンドロン・ルビーはどうすれば茎が太くなる?店頭の大株と以前育てた株を比較

お店でフィロデンドロン・ルビーのかなり立派な大株を見つけました。
特に気になったのが茎の太さです。以前自分でルビーを育てたことがありますが、その株は上へ伸びていくばかりで、今回店頭で見た株のようながっしりした姿にはなりませんでした。
同じルビーでも、ある程度の条件を満たしたところで茎が太く、節間の詰まった姿へ切り替わるような「スイッチ」があるのでは?と感じるほど違います。

ルビーは本来、節間が比較的短く生育旺盛
Philodendron ‘Ruby’として登録された米国植物特許の記載では、ルビーは生育旺盛な直立性で、比較的節間が短いことが特徴とされています。10か月株では節間約5〜6cmという記録もあります。
つまり今回の店頭株のような、葉が密につき茎もしっかりした姿は、ルビー本来の特徴から外れたものではなさそうです。

なぜ自宅では「太らず伸びるだけ」だったのか?
ここが今回いちばん気になったところです。以前育てたルビーは成長していても、店頭株のように茎が充実せず、細いまま上へ伸びていきました。
一般的なフィロデンドロン栽培では、十分な明るさは締まった株姿につながります。さらに根量、鉢、生育期の肥料、水分、温度、株の成熟度なども候補になります。

「太くなるスイッチ」は一つではないかもしれない
もちろん、特定の成長スイッチが存在すると確認できたわけではなく、今回の実物と過去の栽培経験から立てた仮説です。
ただ、ルビー本来の記載が「生育旺盛」「比較的短い節間」であることを考えると、以前の株では本来の締まった姿を出すための条件が何か足りなかった可能性があります。
光量だけでなく、十分な根量や葉量を確保して株が成熟した段階で、成長の見え方が変わる可能性も追ってみたいところです。

大株を見ると「育て方の答え」が見えることがある
小苗だけを育てていると、その品種が最終的にどんな姿になるのか分からないことがあります。今回の大株は、ルビーを成熟させたときにどこまで茎が太くなるのかを考える良い比較材料になりました。

もう一度ルビーを育てるなら、「伸びているから順調」と見るだけでなく、節間が詰まっているか、茎が太くなっているか、葉が大型化しているかも追ってみたいです。

アロイダーマンでは、実際の栽培経験と店頭の成熟株を比較しながらフィロデンドロンを記録しています。ほかの実物記録はフィロデンドロンの記事一覧から確認できます。

次に育てるなら「何がスイッチになるか」を試したい
今回の店頭株を見ると、ルビーは条件が整えばかなり力強い株姿になることが分かります。
以前の栽培経験があるからこそ、この差はかなり気になります。次に育てる機会があれば、光量や根量、肥料などを意識しながら、どの段階から茎の太さや節間に変化が出るのかを追跡してみたいと思います。











