
穴だらけのモンステラを実株比較|エスケレート・オブリクア ロレト・エピプレムノイデスの違い

葉に大きな穴が開くモンステラには、見た目がよく似たものがいくつかあります。
今回はホームセンターでかなり大きく育ったモンステラ・エスケレートを見つけました。
そこで、以前から撮影・栽培しているモンステラ・オブリクア ロレトとモンステラ・エピプレムノイデスの実株写真も使って、3タイプの「穴あき葉」を比較してみます。
この比較に使っている株と写真
| 大型エスケレート | ホームセンターの店頭株を撮影。筆者がその大きさまで育てた株ではない |
|---|---|
| 小さめのエスケレート | 以前に自宅で撮影した別の株 |
| ロレト・エピプレムノイデス | 本文の所有・栽培株の写真 |
| 比較できること | 撮影時の窓の形、葉身の残り方、筆者が感じた葉質の違い |
| 比較できないこと | 同一条件での成長速度や最終サイズ、1株の成長による変化量 |
名前はそれぞれの入手・販売時の表示に基づきます。Kewが認めるMonstera epipremnoidesという種と、園芸流通の「エスケレート」という呼び名を自動的に同じものとは扱いません。
同じ所有株を育てて見えた窓の変化は、マドカズラの大型化と窓の記録でも紹介しています。
大型化したモンステラ・エスケレート


今回ホームセンターで見て特に印象的だったのが、大型化したときの穴の大きさです。
葉の中に小さな窓が並ぶというより、葉身のかなり広い範囲が抜け落ち、葉脈と葉縁を残しているような姿になります。
我が家で以前撮影した、まだ今回ほど大型化していないエスケレートと比べても違いが分かります。

オブリクア・ロレトの穴あき葉

こちらがモンステラ・オブリクア ロレト。
ロレトもかなり穴の多い葉を展開しますが、大型のエスケレートと並べると雰囲気はかなり違います。
私が育てているロレトでは、エスケレートのような肉厚感のある大きな葉というより、薄い葉に多数の穴が入り、全体的に繊細な印象があります。
同じ「穴だらけのモンステラ」でも、葉質まで含めて実物を見るとかなり違います。
オブリクアについては、ペルー・ロレトなどオブリクアの種類を実株で比較した記事でも紹介しています。
エピプレムノイデスは細長い穴が特徴的

そしてこちらがモンステラ・エピプレムノイデス。
エスケレートやロレトと同じように穴が多いのですが、我が家の株では穴が細長く、葉脈に沿うように伸びているのが印象的です。
大型エスケレートのような「大きく抜けた穴」と、ロレトの繊細な穴あき葉、その中間ともまた違う独特の葉姿です。
エピプレムノイデスについては、エスケレートやマドカズラとの違いを実株で比較した記事でも詳しく紹介しています。
3種類の穴を並べて比較
| 植物 | 実株で感じる特徴 |
|---|---|
| エスケレート | 大型化すると穴そのものが非常に大きくなり、葉身が大胆に抜ける |
| オブリクア・ロレト | 薄く繊細な葉に多数の穴が入る |
| エピプレムノイデス | 細長く伸びる穴が目立つ |
写真を並べてみると、単に「穴が多い」だけでは同じではないことが分かります。
穴の大きさや形だけでなく、葉の厚さ、葉身が残る部分の形、葉全体のシルエットまで見ると、それぞれかなり個性的です。
穴の形は成長段階でも変わる
ここで注意したいのは、1枚の葉だけで種類を判断しないことです。
今回のエスケレートでも、以前撮影した自宅株と、ホームセンターの大株ではかなり印象が違います。ただし、同じ株の成長前後を撮影した写真ではありません。
株が登って成熟し、葉が大型化するにつれて穴の大きさや葉身の残り方も変化します。
「穴が大きいからエスケレート」「穴が細いからエピプレムノイデス」と単純に決めるのではなく、成長段階や葉質、株全体まで含めて比較した方がよさそうです。
まとめ
ホームセンターで見つけた大型のエスケレートをきっかけに、ロレトとエピプレムノイデスも並べてみました。
エスケレートは大胆な巨大な穴、ロレトは薄く繊細な穴あき葉、エピプレムノイデスは細長い穴。
どれも「穴だらけのモンステラ」ですが、実株写真を並べると違いはかなり面白いです。
今後さらに大型化した葉が揃ったら、同程度の葉サイズで改めて比較してみたいと思います。










