
ウンベラータが丸裸から復活|カイガラムシだらけの弱った株を5月から養生

オフィスで弱っていたフィカス・ウンベラータを譲り受け、我が家で養生しています。
引き取ったのは5月中旬頃。
最初の状態はかなり悪く、葉や枝にはカイガラムシが大量に発生していました。
そこから環境を変えて養生を続けましたが、一度は葉をすべて失い、ほぼ丸裸の状態に。
それでも処分せずに管理を続けたところ、現在は新しい葉を次々と展開し、見事に復活してきました。
ウンベラータの基本情報と養生の経過
| 学名 | Ficus umbellata Vahl/クワ科フィカス属 |
|---|---|
| 種の自生域・環境 | 熱帯アフリカ西部からエチオピア南西部・アンゴラにかけて。湿潤熱帯の樹木 |
| 養生開始 | 5月中旬頃。オフィスの弱った株を譲り受けた |
| 引き取り時 | 葉や枝にカイガラムシが多数発生 |
| その後 | 一度ほぼ丸裸になり、その後に新芽・新葉が増えた |
| この記録にないこと | 薬剤名、駆除の回数、灌水間隔、再生までの正確な日数 |
学名と分布はKew POWOによります。以下はこの株の回復経過です。処置の詳細が残っていないため、写真だけから駆除方法や回復に必要な期間を再現することはできません。
オフィスで弱っていたウンベラータを引き取った

もともとはオフィスに置かれていたウンベラータです。
かなり弱っていたため譲り受けることになったのですが、実際に見るとカイガラムシの発生もかなりひどい状態でした。
カイガラムシは植物の汁を吸う害虫で、多数発生すると植物を弱らせる原因になります。
今回のウンベラータが弱った原因をカイガラムシだけに限定することはできませんが、少なくとも健全な状態とはいえませんでした。
5月中旬から養生。しかし一度は丸裸に
引き取ってからは、5月中旬頃より我が家で養生を開始しました。
ところが、すでに弱っていた葉はそのまま維持できず、最終的には一度ほとんどの葉を失って丸裸の状態になりました。
フィカスがここまで落葉すると「もう枯れてしまったのでは?」と思ってしまいます。
ただ、葉がなくなったことと株そのものが枯死したことは同じではありません。
幹や根がまだ生きていれば、生育環境が整ったあとに休眠していた芽が動き出すことがあります。
同じ状態の株を養生するときの一般的な確認点
害虫がいる株はほかの鉢から離して状態を確認します。ミネソタ大学の室内植物の害虫解説は、葉の裏・枝・鉢まわりの点検や、少数のカイガラムシを物理的に除去する方法を紹介しています。新しい葉が出たあとも、虫が残っていないかを見ます。これは一般的な対処の参考で、私がこの株に実施した処置の追加記録ではありません。
落葉したあとも、日数だけで同じ量を水やりするのではなく、用土の湿りと乾き方を確認します。メリーランド大学の水やり解説でも、固定した曜日・間隔より、用土や鉢の重さの変化で必要性を判断する考え方が示されています。
丸裸だったウンベラータから新芽が出てきた


養生を続けていると、ついに新しい芽が動き始めました。
完全に葉を失った姿を一度見ているだけに、この芽吹きはかなり印象的でした。
ウンベラータは暖かい時期になると成長が活発になるフィカスです。
今回は5月中旬から養生を始めたこともあり、その後の生育期に入ってから株が一気に動き始めました。
新しい葉が次々と展開


最初の芽が動いてからは、新しい葉が増えてきました。
弱った株を引き取った当初とは明らかに違い、現在は新しい成長を確認できます。
一度すべての葉を失った大型の観葉植物でも、幹や根まで完全に枯れているとは限らないということを、今回のウンベラータで改めて実感しました。
丸裸からここまで復活


現在はここまで葉が戻ってきました。
もちろん、すべてのウンベラータが丸裸になっても必ず復活するわけではありません。
根腐れや幹まで枯れ込んでいる場合など、落葉した原因や株の状態によって結果は変わります。
ただ今回の株では、カイガラムシが大量発生して弱った状態から引き取り、一度は丸裸になったものの、5月中旬から養生を続けることで再び葉を展開するところまで復活しました。
弱ったフィカスを見るとすぐに諦めたくなりますが、幹や根がまだ生きているなら、暖かい生育期に思わぬ復活を見せてくれることがあります。
今後はさらに枝葉が増え、元の樹形をどこまで取り戻していくのか観察していきます。落葉は光や置き場所の変化でも起こり得るため、室内への移動後に落葉したアスペラの記録と同じ原因だったとは考えていません。原因と処置が異なる実例として残します。











